在宅医療の最前線より、2025年問題に向けて。

セミナー

団塊の世代」の人が、すべて75歳以上の後期高齢者となる2025年からは、日本は未だかつてない多死社会となると言われています。一方、医療費の財政支出は増加の一途を辿り、医療費削減や医療の効率化のため病床 の削減、在院日数の減少が求められています。このような状況の中、病院から 施設あるいは在宅へ、医療から介護への流れが重要な課題となっています。

今回、トモニ医業経営セミナーの一環として、在宅専門クリニックの先駆けと言える松山市の「たんぽぽクリニック」から講師を2名お招きし、病院からの退院支援や、退院した患者を支えるための多職種連携と在宅医療について講演をしていただく予定です。医療関係者の皆様の日常業務に、きっと役立つ内容になると思います。

開催日

平成30年10月20日(日)

時間

14時から16時

場所

徳島銀行研修会館 大研修室(徳島市川内平石流通団地12 Google Map)

案内チラシ(講師プロフィール・会場案内)

参加費・お申し込み

参加費は無料ですが事前のお申し込みが必要です。申込書をFAXにてお送りいただきます。申込書が必要な方は当院までご連絡ください

講師 / 講演内容

多職種のチームで連携する在宅医療~「自分らしく生きる」を支える~

医療法人ゆうの森 理事長 永井 康徳氏

医療法人ゆうの森 理事長 永井 康徳氏

僻地での国保診療所勤務後、松山市で在宅医療専門のたんぽぽクリニックを医師1人、看護師1人、事務員2人で開業。現在は職員100人で情報の共有と方針の統一を図り、患者本位の多職種チームで患者を診ることを基本理念とする。平成22年には、市町村合併の余波で廃止となった人口約1200人の町の市 立の僻地診療所を民営化運営し、そのプロジェクトは平成28年に第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞。現在は松山市で約560人、西予市明浜町で約60人の在宅患者をマネジメントする。平成28年からは、在宅患者のための在宅療養支援病床「たんぽぽのおうち」を開設。「医療者の無知は患者にとって罪」という理念の元、たんぽぽ先生の在宅報酬算定マニュアル(日経BP社)等の書籍を発刊し、「全国在宅医療テスト」を主催し、複雑な在宅医療制度の全国への普及にも努めている。


退院支援~安心と夢を叶える~

たんぽぽクリニック「おもてなし室」室長 一井 美哉子氏

たんぽぽクリニック「おもてなし室」室長 一井 美哉子氏

看護師。介護支援専門員。医療コンシェルジュ。がんと向き合う人のための「町なかサロン」相談員。1976年、国立大阪病院(現大阪医療センター)看護学校卒業後、愛媛大学医学部附属病院入職。病棟、外来勤務を経て、2001年に同院医療福祉支援センター設立に伴い専任看護師として配属。地域医療連携、患者総合相談、退院支援を3本柱として活動する。2011年に愛媛大学病院退職。聖カタリナ高校看護専攻科実習担当教員を1年務め、2012年に医療法人ゆうの森に入職。在宅医療連携拠点事業を担当。現在、「おもてなし室」室長。


お問い合わせ

電話:088-656-1125(徳島銀行 法人推進部)

主催

徳島銀行・香川銀行・大正銀行

企画

おおた在宅クリニック