2018年6月30日に第1回講演会を行いましたのでご報告いたします。
開催日
平成30年6月30日(土) 14時〜16時
場所
なじみギャラリー(徳島市吉野本町6-42 コレクティブハウスなじみ1F)
参加者
39名
訪問看護ステーションを経営している2名と病院及び行政にて活躍中の1名の計3名による講演でした。内容の概略は以下の通りです。
講演内容
講演1 中川征士氏「移行期ケアにおけるケアマネジメントの視点から」
退院支援の3つの視点 ①24時間②食支援③緩和ケア
日本は諸外国と比較して在院日数が多い
退院から在宅移行期の不安定なときにサービスを増やす
多職種チームがどう関わるかが問題でマネジメントが必要
在宅療養の不安は ①急変時の対応②多職種連携
人を集めた他だけのグループではなく、相乗効果がでるチームであることが必要
在宅全般の支援を行うには絆が大切
講演2 芹田晃道講師「看護師によるフィジカルアセスメントの視点から」
患者評価は「勘だのみ」ではだめ。医師との対等な関係を築くこと、看護職としての自律性が大事。
患者や家族がどう生きたいかを支援するためにも患者背景を知ることや、バイタルサイン、身体診察、検査データなど様々な事を看護師として評価できる必要がある。知らないことは評価(アセスメント)できない
手 + 目 = 看 という字が出来る。我ら看護師は患者に手を差し伸べ手を当て、患者を思い見つめ患者を守る存在として地域医療に貢献できる!
講演3 藤野泰平講師「自分たちをハッピーに、ハッピーな私たちが最高のケアを行う視点から」
介護保険料を払うも受けられるサービスがない地域があることが衝撃だった。訪問看護師の介入が増えると自宅看取り率が向上する。訪問看護師の高年齢化が問題。経済的効果では在宅療養は入院の半分の医療費。
社会の問題をどう解決してゆくか。求める訪問看護像。土日営業の訪問看護。幸せのために健康になる→このための支援を行う
52歳女性難病 手足動かず、呼吸出来ず→毎日が曇天。人生にはハレの日が必要。
脊髄梗塞歩行困難。レコードを聴きながらリハビリ、夜お酒を共にし音楽を聴くことで見たことのない笑顔
「呼吸器つけで結婚式にゆける?」ではなく「呼吸器つけて結婚式に行けなかったの?」を目指したい。大きなイベント参加の援助はボランティアでは限界、持続可能であることが大切。ビジネスで常識が変わる。患者の旅行や結婚式参加の手助けを行うビジネスを展開している。
組織づくりについて、看護師はクリエイティブな仕事であり、メンタリティーが影響する。ラダーをつかった成長支援を行っている
保育園事業、No blame culture。感謝は人を育てる。患者が日常の生活を行うために支援するのが訪問看護師の役割。訪問看護はインフラ 水道整備には30億円かかるが訪問看護は800万円で可能、災害時に訪問看護ステーションを上手く利用できるのでは?
お忙しい中、たくさんの皆様のご参加ありがとうございます。当院では今後とも講演会や勉強会を定期的に行う予定です。予定が決まりましたらこのサイトやfacebookページにてお知らせします。