おおた在宅クリニックでは、おひとりでは通院が困難な方に対して、訪問診療を行っています。たとえば、次のような方々に対して幅広く対応いたします。
脳こうそくなどで身体機能が低下した方
手足の麻痺や言葉が不明瞭になったり、飲み込みが悪くなったりした方には、自宅でできるリハビリや食支援の取り組みを訪問看護ステーションや訪問歯科と連携をとりながら行います。
排尿障害がある方は、カテーテル留置および管理を行います。
神経難病や肺疾患などで呼吸器管理を必要とする方
病院の主治医と連携して呼吸器管理を行います。
外来で「がん治療」を行っている方
病院の主治医と連携をとり、抗がん剤治療が円滑に行えるように体調管理を行い、必要に応じて採血などを行います。
並行して緩和ケアを行うこともあります。
がん末期で痛みのケアを必要とする方
がんの痛みを取るには医療用麻薬が有効です。体の状態に合わせて飲み薬や張り薬、注射薬などの医療用麻薬を適切に使用し、苦痛の改善に努めます。
排尿や排泄の医療的管理を必要とする方
尿道カテーテル、膀胱ろう、ストマの管理を行います。
在宅において医療的ケアが必要な小児の方
病院主治医と連携をとり、自宅で落ち着いて生活できるように体調管理を行います。ご家族の将来の不安や心配に対して耳を傾け、病院主治医との橋渡し的役割を果たします。
認知症の方
入院が困難なことも多いので、できるだけ落ち着いて家で過ごせるように体調管理を行います。また、介護保険の訪問サービスや施設サービスを上手く組み合わせることで、ご家族の負担を少しでも軽減出来るようにします。
上記以外にも各種症状の患者様に対応いたします。当院で対応できる処置等についてご不明な場合にはお気軽にお問い合わせ下さい。